
埼玉県警察の刑事二人が事務所を訪ねて。。。
ちょっと前に顧問の税理士の紹介で川越駅の駅ビルのような
築年数の古い分譲マンションの1室を管理しています。
立地がよく駅からデッキ伝いに行けるということで、入居
者様が退去しても割と早く決まる物件です。
ところがある日、埼玉県警察川越署から電話があり、この
物件について聴きたい事が有るということで訪ねてもいい
かと聞かれました。
何事かと思い詳細を尋ねると、理由は直接会ってからとの
ことで、仕方なく了承致しました。
名刺を見ると一人は所轄の川越署でもう一人は県警の刑事
だったのです。
事情を聴くと、うちが管理している物件がホテトルの客待ち
女性の待合室にされているかもしれないので内偵をしている
とのこと。
びっくりしました。あくまでも内偵中ということで、急に
解約したり目立った動きをすると逃げられかねないので、
そっとしておいて欲しいとのことです。
その契約者は日本人で1年以上前に地域の不動産屋の仲介
であっさり決まった入居者でした。ただ、仲介の不動産屋
に電話した時、日本語が少しおかしく中国系かなと思った
記憶があります。
1回だけ入金が遅れて、契約書にあった番号にかけたとき、
中国語訛りがある男性に繋がって直ぐに払うとのことで入
金も確認できたので、そのままにしてありました。
結局、契約満了の時に何も言わず消えてました。
鍵は開いたまま少しのゴミを残し夜逃げしたようにいなく
なりまして、電話番号も通じませんでした。
仕方なくクリーニングと鍵を交換して、改めて募集を行
いました。
幸い次の入居者様は早めに決まり、夫婦ともに一流企業
にお勤めの方に借りて頂くことになりました。
入居者の選定はやはり難しいですが、慎重に検討すべきだ
と改めて思いました。