
諸説様々な解釈があるでしょうが、一番大きな違いはオーナー様(大家様)の
ペットに対する思い入れが違うということです。
例えば、建てる時からペットと共生を前提として、
と言っても構わないと思います。
参考までに例をいくつか挙げるとリードフック、足洗い場、
玄関に飛び出し防止用の柵を付ける、滑りにくい床などです。
しかし、これらは後から付けるとなるとコストもかかります。
入居者が退去した時にリフォームする際に付けるならそれほど
負担にはならないと思いますので、検討するのもいいと思います。
さて、築年数も古くなって空室が増えてきたので、
ペット可にでもして
募集しようとしても、今までペット不可だった物件が急に
ペット可になっても、以前からの入居者も戸惑いますし、
オーナー様自身が諸手をあげてペットを受け入れる心構えでいなければ、
ペット同伴の入居者様に見透かされて決まらなかったり、
仮に決まったとしてもトラブルが発生します。
オーナー様が本気でペットを受け入れる心構えでいるならば、
犬種や頭数に強い制限を設けず、共同住宅であるが故の制約程度に
とどめるべきだと思います。
ペットの設備は重要?
一般的にペット共生型物件とは、始めからペット同伴を前提に設備
を整え造られる物件のみと捉えられがちですが、
必ずしもそうではなく、築年数が古くなってたとしても、
今からでもペット共生型物件にすることができます。
つまりはオーナー様の覚悟しだいであると思います。
もし、あなたの物件が空室が多くなり、募集してもなかなか
決まらないと言うのであれば、ペット共生型物件に切り替える
事をご検討いただければ幸いです。